いち。

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そんなことよりも…… さっきからすっごい視線が…… 「……宏太、食べないの?冷めちゃうよ?」 「雪の美味しそうな顔だけでお腹いっぱいっ」 「……あ、そう」 語尾にすごいハート付けながら王子様スマイルで言われた。……なんか、変態。 「ごちそうさまでした」 「あ、俺がやるから」 「あ、ありがと」 用意された朝食を完食して、食器を片付けようとしたら宏太に阻止された。 なんて言うんだっけ、こーゆうの。 んー、……あ、スパダリだ。 ひとりで納得しながら、テーブルに両肘ついてうんうん考えてたら 雪はこれでも飲んでゆっくりしてて。 …なんて言われて新しいコーヒーを渡されました。 ここはお言葉に甘えて、再びソファーに行ってだらける。 なんか、朝からこんなに優雅でバチ当たりそう……はは。 ……あー、どこからやって来たか、忘れかけてた睡魔が……。 だんだんまぶたが重くなって…き……。
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