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(雪side)
「……ん、んん……こう、た…?」
「起こしちゃった?ふふ…可愛い」
「…っんふ、っ…」
もぞもぞと何かが蠢く感じと、俺の大好きな匂い。
ぼんやりと覚醒して薄く目を開けたら目の前に宏太の綺麗な顔。
ぽやんと宏太の顔を見つめれば、妖しい笑みで唇を合わせられた。
同じ男なのに、力では全然叶わなくて、上に覆い被されてるから身動きも取れずされるがまま。
ぬるりと口内を舌で舐められて、俺の舌も簡単に絡めとられる。
「ん…んは…っ」
何分かそれが続いて、そろそろ意識が朦朧してきた。
それに気づいたのか最後に舌を吸い上げて宏太の口が離れた。
「ごちそうさま」
ようやく空いた口から新鮮な空気を体に取り込みながらまだふわふわしてる俺に、
舌なめずりしながら言う宏太。
……エロい。
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