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【騎乗位】
「上に乗れ」
今は疲れていた。それに彼の腹の上は私の潮で水溜まりができている。
そのまま乗るなんて・・・。けれど「はい」と答える。
彼に跨り、勃起したそれに跨ると下の口に咥え、ずっぽりと嵌まった。
「あああ・・・」
女性が上になるなんて恥ずかしい。目を伏せ顔をそむけた。
騎乗位で一物を入れられるようになったのはつい最近のこと。
これまで幾度か試みても難しく「私下手だから・・・ごめんなさい」と謝っていた。
でも今はたっぷりとした愛液がするりと彼の金棒を通してくれる。彼は「おお気持ちいいぞ、良く締まる」と褒めてくれた。彼に引け目を感じているから、そうできるこの穴は私自身より価値があるように思えた。
金棒を舐めまわすように下口唇でまとわりつき味わう。女ってこんな風になれるんだ・・・。
彼にもっとよく奉仕がしたくて腰を振る。
大きくて堅い。
何度かに一度、彼が下から突いて来る。
「ああ・・」その度に我を失った。
だめ・・・、役目を果たさないと。
一心に・・・けれどすぐ逝ってしまい、腰のスウィングが止まるとぴしゃりとお尻をぶたれた。
「申し訳ございません」ちゃんと振らなければ・・・。
彼の手が乳首に伸びる「駄目」きちんと振れなくなる・・・。でも手綱を握るように彼は両方の乳首をつまみ擦る。「ああ」下口が締まり愛液が溢れた。
自然とクリを擦りつけるように前後にスライドさせていた。「あああ・・・あああ・・・」気持ちよくて冷静さを失い滅茶苦茶に振る。腰が制御できない。
彼のためでなく自分のため・・・
だらしなく口が開き、焦点が霞む。
・・・女が・・・こんな・・・。恥ずかしい。
乱れてはいけないと理性では思うのだけれど。
終わると冷静さが戻り、急に恥ずかしくなる。泣きそう。
でも彼はすぐにまた乳首をつまみ、腰を動かす。
金棒を打ち込まれたまま、彼の上でくねくねと恥ずかしい踊りを踊った。まるで操られているみたい。
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