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僕は今日から正式なプレイヤーとして、働くことになる。
努力して訓練や勉強に励んだ甲斐があった。
プレイヤーにはひとりひとりに「ファイター」と呼ばれる自機が与えられ、それに乗って戦う。
今回、新人として一緒に戦うのは僕を合わせて3人。
みんな試練を乗り越えた英雄である。
「では、新人諸君!健闘を祈る。」
目の前の教官が出発の合図をする。
僕のファイターは1番という良い数字だ。
「PLAYER 0NE」と書かれたファイターに乗り込み、赤いボタンを押す。
すると、ファイターの中が一気に明るくなり、前方のモニターに今の宇宙の状況が映し出される。
上の扉を閉めて、レバーを下げると安全ベルトが自動で作動し、体が安定した。
「よし!行くか!」
今日のミッションはグリーンと呼ばれる生命体の殲滅。
少し遠いが、そこまで強くない敵だと聞いた。
「ミッションスタート。プレイヤーワン。行きます。」
音声操作で教官にメッセージを送ると、目の前のカウンターが動き始めた。
《10…9…8…7…6…》
もうすぐ。もうすぐだ。
《5…4…3…2…1…》
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