chapter.1 ‡おばあちゃまのお見舞い‡

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わたくしは気を取り直して 真ん中の道を進む あら、可愛らしい兎さん! まあ!こちらには小鳥さんがいますわ♪ わたくしはジャングルの自然にふれながら 真ん中の道を進んでいく おばあちゃまって今さらだけど 凄いところに住んでるのですわ… わたくしのまわりに集まっていた 小動物達が突然、いっせいに逃げ出した な、なんですの? 「やあ、Purple hood(パープルフード)ちゃん」 …! 辺りを見回していたわたくしの 目の前にいたのは黒狼さん… わたくし (Violet fairy) 「わたくしに…何かようですの…?」 わたくしはその黒狼さんを見上げる… 黒狼さんは倒れた木の橋と 川のせせらぎを背にわたくしを 違う色の瞳で見つめてくる… Shyuvart bolock (シュヴァルツヴォーロック) 「ふふん…僕はシュヴァルツヴォーロック! ようとかは特にないんだけど いやらしい体つきだし 可愛いから…話しかけたくなったんだ♪ ペロッ…君、すっっごぉぉく 美味しそうだね! これからどこに行くんだい…?」 わたくしを艶かしく 見つめてくる黒狼さん… わたくしはちょっとだけ身をかたくする image=503785757.jpg
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