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わたくしはゆっくり倒れた
木の橋の上を進み
歩ききりましたわ!
振り向くと黒狼さんは4足歩行で
走りすぐにわたくしに追い付きましたの
わたくし
(Violet fairy)
「まあ!みて、シュヴァルツっ
お花畑がありますわ!」
わたくしは木の橋を渡りきった先の
道端にあるお花畑に駆け寄りましたわ
白や黄色、青色の綺麗なお花達に
わたくしのテンションがあがる!
Shyuvart bolock
(シュヴァルツヴォーロック)
「ふぅん…
Purple hood(パープルフード)ちゃんは…
お花が好きなんだね」
わたくしはお花達に一言
謝ってから摘み始めて頷く
わたくしは黒狼さんに背を向けると
お花畑の中で座って
青と黄色のお花で冠を作る
Shyuvart bolock
(シュヴァルツヴォーロック)
「何してるのさ、僕にも見せてよ…」
黒狼さんはわたしの背後でお座りすると
肩越しにわたくしの手元を覗いて来たっ
わたくし
(Violet fairy)
「まだ、ダメですわっ…シュヴァルツ
目を閉じてくださるかしら…っ」
黒狼さんは微笑を浮かべる
Shyuvart bolock
(シュヴァルツヴォーロック)
「んんー?いいよ、分かった…」
黒狼さんはお座りしたまま目を閉じ
黒い毛並みの尻尾を左右にふってる
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