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Shyuvart bolock
(シュヴァルツヴォーロック)
「じゅるり…いいね…
すっごぉぉぉく…美味しそう…
でも、そんな移動の仕方じゃ
すぐ捕まえちゃうよ?
ほら…もっとおしりをあげて…
ヘヘッ…追いかけてあげるから」
わたくしはおしりを少しあげて
慣れない四足歩行で岩場から出る
黒狼さんが完全に獲物を
見つけた猛獣の目でわたくしを見つめ…
ゆっくりとクッションの山から出てきましたわ
に、逃げなくちゃ…
わたくしは慣れない四足でなんとか走る
スタッ…
Shyuvart bolock
(シュヴァルツヴォーロック)
「ゲームスタート…可愛い兎ちゃんが
逃げ切るか…僕が捕まえるか…」
黒狼さんは慣れた様子で四足歩行をすると
わたくしを追いかけてきましたわ!
わたくしはぴょんぴょん跳ねるようにして逃げる
そのまま…まず、比較的広い
鎖が繋がった岩場に向かい、奥に進み
出入り口に振り向く
Shyuvart bolock
(シュヴァルツヴォーロック)
「可愛い兎ちゃん…
僕が絶対捕まえて
食べてやるよ…!」
黒狼さんは四足のままこの岩場に
入ってきて腰布をほどいた
黒い毛並みの尻尾が揺れてますわ…
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