chapter.4 ‡人狼兄弟の棲み家(次の日)‡

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Vais bolock (ヴァイスヴォーロック) 「ああ…あと、こんなものも見つけたぞ…」 白狼さんは腰の後ろズボンの間に はさんでいた本をわたくし達の前に放り投げる ぶ、分厚いですわね いったいなんの本なのかしら… 黒狼さんはまず本の匂いを嗅いで 指先を本の真ん中にさしいれて 真ん中のページを開くと後ろに跳ぶ… わたくしは開かれたページを覗く わたくし (Violet fairy) 「まあ!な、なんと言うか すさまじい内容ですわ…」 その本はコマ分けされてて 男女が激しい行為をしてる絵が 描いてありましたわ… Vais bolock (ヴァイスヴォーロック) 「これを見ると興奮するんだ… シュヴァルツ、この野うさぎを 川辺に行って先に焼いていてくれ すぐに行く…」 白狼さんの下半身… 心なしか膨らんでるような… Shyuvart bolock (シュヴァルツヴォーロック) 「うん!任せて…!」 黒狼さんは野うさぎさんを3匹とも 白狼さんから受けとると 岩場の出入り口から出る Vais bolock (ヴァイスヴォーロック) 「すまないな、ヴァイオレット 俺はここを小さくしたいんだ…」 白狼さんは白い毛並みの尻尾を 揺らしながらわたくしに近づいてきましたわ…
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