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Shyuvart bolock
(シュヴァルツヴォーロック)
「ねぇ…兄さん、今日はヴァイオレットを
お散歩に連れてってみようよ!」
黒狼さんが白狼さんに視線を向ける
Vais bolock
(ヴァイスヴォーロック)
「ふむ…そうだな…逃げないよう
鎖を引っ張っていけば
大丈夫そうだ…」
…?
Shyuvart bolock
(シュヴァルツヴォーロック)
「兄さん、その役目…僕がやりたいなぁ~
一度…鎖に繋いだ人間を歩かせて見たかったんだ」
黒狼さんがわたくしをちらりと見る
Vais bolock
(ヴァイスヴォーロック)
「…フッ、そうか…
まあ、御前の事は信用してるからな…
構わないぞ…やってみるといい」
そうしてわたくし達は朝食を食べ終える
Shyuvart bolock
(シュヴァルツヴォーロック)
「ヘヘッ…やったぁ♪」
黒狼さんが嬉しそうに笑いながら
黒い毛並みの尻尾を振り回してますわ…
Vais bolock
(ヴァイスヴォーロック)
「というわけだ…ヴァイオレット
パンツをはいて一緒に散歩だ…
勝手な行動は許さないぞ?」
白狼さんの鋭い視線が
わたくしをいぬく…
わたくしは何度か頷いた
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