抹茶クッキー

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「あ……あ……きゃぁぁぁぁぁ!!」 私の目の前に肉の塊になったヒトが1体。 血しぶきをまき散らしながら、力なく横たわった。 私は親友を殺してしまったショックを受ける一方で、表現しようもない興奮が全身を駆け巡った。 血に染まった両手を見ながら、間違いなく笑みを浮かべていたと思う。 私が狂気に染まったのは、その親友との何気ない会話からだった。
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