第1章

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ファルが釣りをしているあいだに、薪を調達し、火をおこす準備をする。 このあたりは低木がちょこちょこ生えてるから、薪を持ち歩かなくてすむのが助かる。 木がないとこだとストックした木を使ったりとか、炭を錬成したりとかするけどどっちも必用以上に疲れるんだよな。 枝をならべ、火をつける。 「”火球”。」 掌から放たれた火の玉が、枝の山に辿り着き、覆っていく。 枝が細いから、こまめに補充しないとな。 また枝拾ってくるか。
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