第1章

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今(1月11日夜23時過ぎ)日テレのニュース0が終わりました。 その内容については報道の通りだと思います。 出発前と休息後の勝原運転手の言動も、私がもしかしたらと予想していた事でした。 私の前と別な人間の前とでは、勝原が変わる事が有ると知っていましたから…… ルート変更に関しては、私が何回も書いている通りであり、過去数十年間は碓氷バイパスを使用していたから、高坂SAの混雑を避ける意味で、私も立ち会いのツアコンとの暗黙の了解で走っていたという事です。 過去の数十年間、夜間のスキーツアーがそれこそ何万台と利用したルートであり、碓氷バイパスでの積雪時の軽い接触事故以外は、事故が無かったルートだとはご理解ください。 出発時に、普通は立ち会いのツアコンがシートベルトの着用とか、社内の緒注意は話しているのが当たり前であり、私と組んだ時の勝原は、ツアコンに変わってしっかり説明をしていました。(勿論私も) 私と勝原は、立ち会いのツアコンからそれだけ信用されていただけに、非常に残念です。 運転を交代しなかった事についても、私が過去にその理由を書いていますから、ご参照下さい。 会社の管理体制と姿勢に関しては、全く報道の通りで、昨年、私がこのニュース0で謝罪したのも、今夜の報道に対しての謝意と同じです。 今夜のニュース0の中で、土屋運転手にはどうしようも無かったという表現になっていたのは、事前に取り上げると知らされていた私が、以前に遺族会の方に原因と思われる事を説明したり、0の記者に説明したりしていましたから、それを考慮しての表現だったのだと理解しています。 その事故原因に対しての私の説明は、皆様に協力をお願いした説明と同じです。 運行管理に関しては、観光バス業界も、真剣に取り組む姿勢が強くなってきました。 勿論、問題点はまだまだありますが、改善の兆しが見えた事は此処でご報告させて頂きます。 改めて、運行管理の杜撰さと、事故との直接の関係は無いと、申し上げます。 それだけは切り離して考えて頂かないと、真の糾明にも真の改善にも繋がらないと考えています。 犠牲者の皆様やご遺族に対しての申し訳なさと、真の事故原因の糾明とは、申し訳なさを感じて居るからこその主張だと、こうお考え頂けたら幸いです。 合掌
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