優しい声

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「またね」 彼女は、僕の目をじっと見つめ微笑んだ。 僕の大好きな、彼女の優しい声。 だけど、もう消えてしまいそうな、少しかすれた声で彼女はそう呟いた。 そして彼女は瞳を閉じて、旅立った。 遠い、遠い空の向こうへ。
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