「もじぴったん」ってどんなゲーム?

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2001年と言えば、ナムコは苦戦していた年だろう プレイステーションがメインハードになり、 他社のゲームでは俗に「リズムゲーム」が 隆盛を極めていた時期となる。ナムコも対抗して 「太鼓の達人」を出していたが、他社よりもね… と言う評価が一般的で、マニア向けゲームだ。 そんな折りに「あるゲームの企画書」があった。 言葉を利用したパズルゲームを作りたいっ! 誰もが一度は考えただろうが、当時の上司も 同じ意見を持っていたと云えるだろう。 「言葉が成立する判定として、辞書のような モノが必要になるだろ?そんな辞書をどうやって 作ると言うんだ?」実に尤もな意見だった。 日本語…と一言で言っても、広辞苑に載っている 一般的に使われる言葉は、27万5千語あり 方言などを加えれば途方も無い数になる。
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