いつかふたりは夏の風になる

「またね」切なく、しかしやり直すのならどんな生き方があるのだろう・・

阿賀野たかし 出没、時々になります。

16分 (9,335文字)

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あらすじ

19歳の東山智弘は、みぞれが降る寒い夕方、ライブハウスの軒下で雨宿りをしている少女と出会う。彼女は貧困家庭の中学生で、如何わしいことをしながら学費と生活費を稼いでいた。東山は彼女をハウスに誘う・・・・

感想・レビュー 3

彼女の境遇がふたりを出会わせたように思います。 もっと違うカタチだったら… 惹かれ合うことはなかったのかな… 色々考えさせられます。 ラストが思いがけない展開で切なくなりました。 いつかまた出会い
ネタバレあり
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全体を通して、陰惨と、重々しい空気が流れている。 それは裏社会の闇なのか。 人間の欲望なのか。 はたまた少女のもつ心の闇なのか 人の「運」は平等だとよく聞くが、実際には違うのだろうと思う。 結局は
ネタバレあり
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これからと言うときに何故……無粋な刑事だと、変な方向に感情移入!
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