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未成年を預かるのだから…とメグミさんは律儀に翌日母の所に行き、私の残りの荷物を取りに行ってくれた。
「…母は何か言ってました?」
荷物を運び終えたメグミさんにお茶を出しつつ、そっと母の様子を訊ねると、
「『お願いします』って頭下げてたわよ」
お茶の入ったコップを受け取りながら、メグミさんは明るく答えてくれた。
「そうですか。ありがとうございました」
「いいのよ。それよりやっぱり外は暑いわね~。昼間に動くことなんて滅多にないから、溶けるかと思ったわ」
「あはは。最近本当に暑いですもんね。…あ、私、自分の荷物を片付けてきますね」
「うん。あ、お昼は素麺でいい?出来たら声掛けるから」
「ありがとうございます。すぐに片付けて手伝います」
「いいから、いいから。薫はゆっくりと片付けてて」
「色々ありがとうございます。じゃあ、ちょっと片付けてきます」
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