429人が本棚に入れています
本棚に追加
/133ページ
「初めましてー。牧村部長とお仕事させてもらいたい、三木商事の吉永瑛太でーす!」
そう言って、名刺を出すと、ママは嬉しそうにその名刺を受け取る。
「んまー、可愛らしい。今日は目一杯サービスしちゃうから!」
そう言って、テーブル席に通された。
「いやー、ママってば、若くてかっこいい子が好きだから、ちょうど良かったよー。」
牧村部長が嬉しそうだ。
うんうん。契約が一歩近づく。
「部長はよく、このお店に来られるんですか?」
「ん?若い連中と飲んだりすると来るかな。」
「へー。実は僕、こう言うところ初めてで。」
「大丈夫!このお店の子たちは、みんないい子ばかりだから、緊張しないで楽しんでよ!」
そう言って、肩を叩かれる。
最初のコメントを投稿しよう!