キミに愛を

キミに再会

「あ、え？いや、あ、嫌じゃなくて、えっと…

あはは！綺麗な顔してんなーって。

あ、それって失礼でしたか？？」

やばいやばい。

男の顔（心は女なのかもしれないけど）まじまじ見るなんて、俺何やってんだ？

「やだー！僕ちゃんもキミちゃん派？？キミちゃんは、うちのお店の中で綺麗さはダントツなのー。
すぐにナンバーワンとかになれるのにねー。
でも週に2回しか来ないから、なかなかのレアキャラよー。」

僕ちゃんって、俺のこと？とは思ったけど、そこはスルーして…

「いやー、レアキャラキミちゃんにお会いできて光栄です！もちろん、フミちゃんにも会えて嬉しいです！

俺は、こちらの牧村部長に、たーーいへんお世話になっている、三木商事の営業部所属、吉永瑛太でーす！」

と、元気よく自己紹介した。