キミの家で

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「キミ…」 最後に名前を呼びたくて、返事をしてほしくて… 「なぁに?瑛太。」 ごめんね。 自分の気持ちを認められなくてごめん。 覚悟ができなくてごめん。 こんなに近づいて…ごめん… これが最後なのか? 俺の気持ちに気づいているキミは、きっともう、こんなに近くにはいさせてくれないだろう。 だから、ここでは… 「キミ、帰るよ。バイバイ。」 『またな』は言えなかった。
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