スケベと中年とあの世!

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 転がる様に段ボールの中に吸い込まれた気がした。  気がつくと暗い通路の様な場所に居たが、突然無理矢理に意識を起こされた。 「おい!そこのオッサン!猥褻の罪で逮捕だ!この痴漢野郎!!」  頭を押さえながら二日酔いの様な倦怠感と共に体を起こす。乱暴な警官だな。 「いや、だから間違いで、、、、、、、ってマッピー!!」  二頭身のネズミ警官が目の前にいた。その後ろに隠れるようにワンダーモモ、いや変身が解けていたのでモモが立っていた。 「俺様の名前を知っているとはなかなかの不審者だな」  突っ立っているだけかと思ったが、突然を警棒を振り下ろしてきた。
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