スケベと中年とあの世!

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 一気に離れた。ようは扉に近づかなければいい。もう一つ言うならトランポリンが有ればもっと良い。  マッピーで追いかける側を体験はしたが、まさか自分が追いかけられるとは思いもよらなかった。 「だぁぁぁ!!しつこいな!!マッピーしつこい!!!」  暴言を吐きながら、突然眼前に現われ続ける扉をかわす。何度も当たりつつ素早く避けるには体力が必要であった。 「ひゃあ!はぁはぁ、もう、、、、、駄目かもしれない」  息も絶え絶えに走っているその時であった。薄暗い通路の先から光が見えた。 「くそぁ!!!あそこに向かう他進むべき道はないのかよ!!」  扉を躱しながら、光の射しこむ方向に向かって走る他今出来る事が無かった。
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