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「またねてぃブルーだっけ?」
「それを言うならマタテニィーブルーですよ!」
「しかも、それ色の話じゃないですし。」
「知ってるし!」
「知ってるんですか?」
「お前が普段履くパンツの色だって、知ってるし!」
「知ってないじゃないですか!」
「知ってるよ。
お前がいつも欠かさずパンツを履いてること。
俺は知ってるよ!」
「それ当たり前の話ですけどね?」
「そう?俺、たまにズボンとパンツ履き忘れそうになるけど…」
「面白いから、そのまま警察に捕まって下さいよ!」
「いや、もう二度とごめん!」
「経験豊富~!って何すかこれ?
本当にこれ何すか?」
「なんで今、間を置いてから、突っ込みをこうして来た?」
「なんでこう時間差をつけてツッコんだ?」
「いや、今日も分かりやすい顔をしてるから!」
「それどんな顔だよ!」
「こんな顔ですよ!」
「ワオ~!
こんな俺にも親いるんだぞ!」
「こんな子を生むなんてどんな非常識な親なんですか?」
「ワオウ~!母ちゃん生まれてゴメン!」
「バカヤロー!親不孝な自分に涙が止まねーよ!」
「確かに!」
「納得するなよ!俺だって納得してないのに…」
「早く納得しろよ!先輩のクセに!」
「納得!!ってなんでお前に納得させられてんだよ!」
「そんな顔だからじゃないですか?」
「確かに!!」
「いや、確かにじゃねえわ!」
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