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(ΦωΦ)(ΦωΦ)(ΦωΦ)
その日、目が覚めたら天気が良かった。
冬ニャのに、こんなにピカピカで暖かなお天道様は実に解せない。
だが、オレが納得いこうといくまいと、今日という日はきっとこんな感じで……つまり、なんとなく色んな事が微妙に……面白くニャいのだろう。
(ううむ……とにかく、仕事に行かねば)
オレのオシゴトはトップシークレット。
オシゴトだけでなく、実はコードネームを持っているとか、野良猫なのに秘密の地下シェルターに住んでるとか。
プライベートは決して口外できないことばかりニャ。
まずオレは、友であるこぶたのチャーコの家の前にやってきた。
と言うより、オレの自宅がチャーコんちの庭のすみっこにある。
かつて、ゴミ置き場に捨てられていた犬小屋を拾ってきてセットし、その下にシェルターを設けた。
「ちゃーあーこー。あーそーぼ。ニャリ♪」
遊びを装って町内で何かトラブルがないかを見回る。これは立派な、仕事をする上でのカムフラージュというやつニャのだ。
ほどなくして、本人(本豚)は顔も見せずに声だけを返してきた。
「あーとーでー。プギ♪」
「…………」
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