2.進展?

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親友のひなたの結婚式の時、以前から気になっていた一樹さんのマネージャーさんの金森さんと連絡先の交換をした。 会社員をしていた時、漠然とパティシエになりたい。と思っていた。 思っていだだけで、実際は、何も出来ていなかった。 ひなたに誘われてカフェの店員に転職。 時間の余裕もでき、パティシエの夜間学校(製菓の専門学校)に通いだした。 会社員の時とは、生活がガラリと変わった。 専門学校の授業料もかかるので、実家住まいのまま。昼間は、やどり木のカフェで働き、夕方から専門学校に通う毎日。 慌ただしさはあるものの、充実した日々を送っている。彼氏はだいぶいないけど…。 私(楓)は、ひなたとは違い身長161cm痩せても太ってもいない。きもちぽっちゃり? 髪型は、肩までのセミロングで軽くウエーブをかけている。服装は、甘めの女の子っぽい服が多い。 年相応に見られるので、大人っぽいひなたとは対照的。 やどり木で働きだしたばかりの頃、 急な天気の悪化で、雷が鳴りだし 雷が苦手な私は、かなりテンパってしまい 泣きそうになっていた。 ちょうどカフェで打ち合わせを終えて、ゆっくりしていた金森さんが、私を抱きしめてくれた。 ギュッと抱きしめてくれた金森さんの暖かさと、 背中や頭をなでる手に癒され、気持ちも落ち着いた。 それからは、私よりひと回りも年上で、大人な金森さんがどんどん気になっていった。
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