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結子さんに促され、社長室に入る。
金森さんと一樹もいた。
金森さんのお隣が、お父さま…社長さんかな?
あまり似ていない。
「ひなたちゃん、一樹のとなりに座って。」
「失礼します…」
一樹と目が合う。なんだか困った顔してる?
「ひなたちゃん、ウチの親父で社長。」
金森さんにお父さまを紹介される。
挨拶をした。
「ひなたさんは、楓ちゃんと仲がいいみたいだね。」
楓ったら、もう金森さんの家族に紹介されているんだ!
「は、はい。中学の頃からの親友です。」
金森さんに止められるまで、少し楓の話で盛り上がる。
「親父、俺たちの話はいいから、本題に…」
「ああ、そうだった。」
コホンと、咳払いをして社長が
「ひなたさん、kazukiと一緒にモデルの仕事をして欲しい。中途半端に出るんじゃなく、ありのままの2人で出てもらいたい。」
「色々な業種から、夫婦でというオファーがたくさんきているんだ。ずっと断ってきたけれど、収拾がつかない。ここは、思い切って2人で頑張ってもらいたい。」
社長と金森さんに推される。
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