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楽しい時間は、あっという間。
レストランを出るときに、食事代を支払う段階で
私から誘い、お礼なのに…お財布を出させてもらえなかった。
「私からお誘いしたのに。すみません、、、」
「いいのいいの、年上に甘えて。」
「、、ごちそうさまです。」
また、改めてお礼を考えなきゃ!
「楓ちゃん、駅に車を停めてあるから家まで送るよ。」
「いえいえ、まだお仕事があるって言ってましたよね?大丈夫です。1人で帰れます。」
「まだ時間があるから大丈夫、、遅くに女の子を1人で帰らせるの心配だから送らせて。」
なんと、私の手を引いて駐車場まで…
結局、自宅前まで送ってもらった。
「何から何まで、ありがとうございました。
お仕事気をつけてください。」
「ありがとう、じゃあ、またね。」
金森さんは、帰っていった。
金森さんの車が見えなくなるまで、
見つめていた…。
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