5.楓のモテ期?

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楓が、金森さんを誘って食事をしたみたい。 ランチ後の休憩時間に、ランチプレートを食べながら楓から話を聞く。 「いつの間に、そんなことに?」 「まあ、話せば長くなるんだけど… 少し前にちょっとお世話になって、そのお礼に 食事に誘ってみたの。 ちょっとお高めのイタリアンね。 で、色々話しながら楽しく食事をして… 結局、奢ってもらっちゃって。 その後も、家まで送ってもらい。って お礼のつもりが、こっちが楽しませてもらっちゃったって訳。」 少し照れた顔をしながら、話す楓がかわいくて 「へぇ~、、で、どうなの!脈アリ?」 「わからないよ、やっぱり年が離れているから 子ども扱いされている感じかも…」 「ひとまわりも違うとどうなのかね?」 2人して考え込んでしまった。 「いけない、早く戻らないと!」 あわてて、アイスティーを飲み干す楓。 今日は、アルバイトのアサミちゃんが早上がりをするって言っていた。 「じゃあ、お先に!」 楓はすぐに、1階へ向かった。 楓にも春が来るかな? アイスカフェオレをくるくる混ぜながら 楓の事を考えていた。
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