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楓が、金森さんを誘って食事をしたみたい。
ランチ後の休憩時間に、ランチプレートを食べながら楓から話を聞く。
「いつの間に、そんなことに?」
「まあ、話せば長くなるんだけど…
少し前にちょっとお世話になって、そのお礼に
食事に誘ってみたの。
ちょっとお高めのイタリアンね。
で、色々話しながら楽しく食事をして…
結局、奢ってもらっちゃって。
その後も、家まで送ってもらい。って
お礼のつもりが、こっちが楽しませてもらっちゃったって訳。」
少し照れた顔をしながら、話す楓がかわいくて
「へぇ~、、で、どうなの!脈アリ?」
「わからないよ、やっぱり年が離れているから
子ども扱いされている感じかも…」
「ひとまわりも違うとどうなのかね?」
2人して考え込んでしまった。
「いけない、早く戻らないと!」
あわてて、アイスティーを飲み干す楓。
今日は、アルバイトのアサミちゃんが早上がりをするって言っていた。
「じゃあ、お先に!」
楓はすぐに、1階へ向かった。
楓にも春が来るかな?
アイスカフェオレをくるくる混ぜながら
楓の事を考えていた。
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