部屋と"うたうた"とわたし

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ソラは口をあんぐりと開け、ポカーンとしている。 「あえ?ママー!うたうた、どこぉ?……うたうたー!」 自分の手を見つめ、うたうた がない事に気付いたヒカリが私を見て何かほざいている。 「…うたうた、あんたが自分で見るも無残な姿にしたやん」 「え~?……ママ!もっかい!もっかい!」 呆れながらそう言うと、ヒカリは人差し指を出してもう一度作れと要求してきた。
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