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「……もっかいだけやで?」
「めんめ!めんめ!」
仕方ないのでもう一度、今度は落ちた葉を再利用し、耳だけつけ作ってあげると目も付けろとイチャモンをつけられた。
「これ作ったら寒いからおうち入ろな?」
「いーやー!!」
「もうちょっと!!」
まだ遊ぶ!と言うが、わりと言い時間遊んでいたので、二人とも小さな手は紅葉のように、ふっくらとしたまあるい頬っぺはリンゴのように真っ赤になっていた。
「…… アンタら寒いのに何しとん?家ん中入ってきぃ」
声がした方を見れば、おばあちゃんが起きてきて縁側に立っていた。
ここぞとばかりに嫌がる二人を抱え、無理矢理縁側から家に放り込んでやる。
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