部屋と"うたうた"とわたし

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するとソラがちぃばあちゃんの方を振り向いたが、ジィーっと見つめるだけで特に何も反応をせず、二人で困惑しているとヒカリが気付いた。 「あー!! ばぁば! ばぁば!」 ヒカリが嬉しそうに母の方へ寄って行った。 「ヒカちゃ~ん!おはよー!」 「おあよ!」 「…なあ、ソラ何処見とん?」 「解らん、けど泣いてないからええやん」 そんな他愛ない話をしていたら名前を呼ばれ、ヒカリを任せて、中待ち合いに向かうと直ぐに診察室に呼ばれた。
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