境内

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「後、調べてないのは…祠と…手水舎?あ、あとおキツネ様もか…何から調べようかな…」 少し戸惑ったあと祠に近づいてみた。 「本当、小さな祠。神様ってこのなかにどうやって入るんだろう…?」 少し触れてみると祠の扉が開きそうだ。 触れようとすると絵馬が熱をもった。 「あつっ…」 瞬間絵馬が元から無かったかのようにすぅっと消えた。 「…あれ…?」 言いようのない孤独感にまた包まれる。 「ひとりはやだよ…」 祠にもう1度てをのばす。 祠の扉はあっけなく開いた。 中には鏡が1枚祀られていた。 「なんで鏡…?」 ザザっと変な頭痛がする。 「っっ…」
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