手を振って。

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ある日、次女が帰ってくるなり大泣きをした。 お茶を入れて深呼吸を促すと、まだ震える手で必死になって湯のみを持ちお茶をすすった。 聞けばオメデタのようだ。 けれど彼女の決断は前向きではなかった。
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