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「なんだ、そりゃ良かった。とりあえず何か注文するか」
敏樹は目の前に置いてあったメニューを手に取った。
「注文ならもうしといたわよ」
「さすが、行動がはやいな」
「お腹が減ってたから」美紀は髪をかきあげた。
その直後、店員が料理を持ってきた。ハンバーグとオムライスだった。
「これ、どっちが俺の分?」敏樹は二つの皿を交互に見た。
「どっちも私の」美紀はナイフとフォークを手に取り、ハンバーグの皿を引き寄せた。
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