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「……フフ…ありがとう……でもまだまだなんだ。勉強不足だし体力も足りない。それに……私の気合いは女々しすぎる。」
龍之進はハッとする。
だからさっき彼女はガッカリしたんだ…
「……僕らが付き合いますよ!!一緒に声出して!…ついでに僕らにも空手を教えて下さい!」
「……うん。」
こうして奇妙な宇宙連盟は結成された。
3人は夜の公園で空手の稽古と気合の発声に精を出す。
…時に近所のおっかないおじさんに怒られ追い掛け回されながら…
沢山話をした。
煌は工学研究所に勤める30歳。
国立大の工学部を出て、ロケットのエンジンを研究している。
宇宙飛行士の資格は十分にあった。
龍之進は彼女より6歳も若いのに夢も希望も体力も無い。
智徳に至っては、彼より更に2歳も若いのに目も当てられなかった。
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