隣人の怪
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「あれが部屋にいるかと思うと、怖くて怖くて。すみませんが一緒に退治してもらえないでしょうか!」 ペコペコと頭を下げられ、縋るように頼まれる。 「……」 引っ越そう。それも来月には。 俺は強くそう決心をし、無言のままドアチェーンを外した。
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