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俺は着替えると、サッカーの練習の続きをしていた。
すると、ポケットに入れていた携帯電話が鳴っていた。
「ホー。薬をありがとう」
「有明君、仁人に感染したの?」
あれは、仁人に感染した場合の薬ではないのか。
どうして、ホーが聞いてくるのだろう。
「……あの薬は何?」
「ああ、媚薬だよネ。尻から入れると、三時間は感じっぱなしヨ」
何か、俺はとんでもない間違いをしたのではないのか。
「ホー、後で!」
慌てて湯沢に電話をかけると、遅かった。
「…………」
ある意味、熱は下がって有明は帰宅になった。
しかし、湯沢の無言の後ろで、有明の甘い喘ぎ声が聞こえていた。
男でも、こんな喘ぎが出るものなのか。
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