第十四章 太陽と月

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 俺は、月になれなど言った事はない。 海堂は、今も海側の孤児の尊敬を集めている。 それは、光と希望を担っているだろう。 「……海堂」 「愛していますよ、印貢先輩!」  海堂は、公園の柵から飛び降りると消えていた。 柵の下は道路で、迎えの車が来ていたようだ。 学園刑事物語 電光石火 中編 了
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