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「きゃーーー!」
穏やかだったお茶会が悲鳴のあらしに理由は……。
「おのれ、楠木成敗じゃ。」
手裏剣かまえた髭の老人
「状況を見てからいいたまえ。レディー達の穏やかな時間をワレワレが妨害したこと………」
カッカッ、手裏剣がとぶ。
「きゃーーー」
カンカンそれをメスで見事にかえして注射器をとりだす。
「精神安定剤を特別に注入してあげよう。」
注射器をかまえとっしん
「ウギャーー注射はいやじゃあ。」
老人は逃げていった。
「ああ美しい茶室がだいなしだ。皆様ご迷惑おかけしたお詫びに我が屋敷の茶室にリムジンでご案内しよう。」
そういう問題じゃない。
「おお!大変だ怪我はないかい?美しい我が殿の姫に傷をおわすとこだった。」
この楠木さんは先程の楠木の父親である俊哉の後援会会長でもある彼つまり殿は俊哉である。
ああまたいつものパターンになりそうな……。
俊哉の許嫁と認識している楠木氏はユラの保護は異常なのだ。
「このことはお内密に皆さま方にはエステ無料なりなんなり差し上げますから。」
高級エステの経営者しかもイケメンなのでお嬢様がたもなっとく。
「姫にはメンタルケアをしてさしあげるから今日はお休みと伝えたまえカスミくん。」
やっぱりー
「伝えておきますわ。」
ああ……
このように欠席になることがあるユラだ。
まわりも承知するのは俊哉が過保護すぎてユラとたまに登校するからである。
フォークスの騒ぎでなん逃れたのに最悪。
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