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君の出す左手を素直に握ることが出来なくて君から2歩離れて歩き出す
本当は君の出した左手を握りしめたかった
そんな素直じゃない気持ちを分かってくれたのか君は後ろを歩く私を気にしながらゆっくり歩いてくれた
そんな何気ない優しさが何だか嬉しくて
心の中では「ありがとう」って呟いてる
君の出す左手に自分の右手重ねて君のすぐ隣を同じペースで歩いていきたいな
そんな夢を願って君の後ろ歩いていたら
また差し出す君の左手が目に留まったんだ
冷たくなった手をゆっくり引っ張って君は私の手を強く握った
不器用だよね?とても強引で本当は痛いはずだけどそれより嬉しいよ
色々な気持ちが交差してるけれど今がとても素直な自分でいれるよ
君の左手と私の右手がいつも重なって君の隣を同じペースで歩けたら良いな…君の手の温もり手を繋ぐたび分かるよ
君の背中を追いかけるのも良いけど
君の隣で君の笑顔を見ていたいし君の温もりそばで感じたいから
君の隣で君の左手繋いでいたいよ…
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