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「んー、階段から落ちてケガしちゃったんだよ」
実は暴漢に合っていたのだが。
ファントムが助けてくれて、仕返しもしてくれた。僕はそれを頼んではいないけれど。
「ワイドショーで小林君の特集が組まれたり、マスコミでもあんなに騒がれたのに芸能界からスカウトとかは来なかったの?」
「来た事は来たよ」
「何で受けなかったの?」
「苦手なんだ。容姿をアレコレ言われるのが。自信もないし。あのコンテストに出たのも賞金が欲しくて出ただけだし」
「そうなんだ。凄く綺麗なのに、自信がないなんて勿体ない。あっ、そうか、こんな風に言われるのが嫌なんだね。ごめん」
「大丈夫だよ」
「君くらい綺麗なら、誰からも愛されるんだろうね……」
「そんな事ないよ。実は僕、クラスに男子の友達がいないんだよね。愛される所か、のけ者みたいな感じだよ。気づかなかった?」
「じゃあ、僕と友達になってよ。小林君」
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