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初老の男「これはこれは、自分の手腕で登り詰めたのではなかったのですかな?今回も自分で切り抜ければ良いではないですか。私には関係ないことですから。」
初老の男はそう言うと、すがり付く男を振り払い、スタスタと歩いて行った。
男「ま、待ってくれ!た、たすけてくれよ!!」
男が初老の男を追いかけようと道路にとびだすと、ファーンと車のクラクションの音が聞こえた。
男「あ、あ、あ!!!ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」
ガシャーン!!
凄まじい音が辺りに響き、道路には赤い血溜まりが出来ていた。
男は見るも無惨な姿になり、動くことは永遠に無かった。
初老の男「、、、本当にやり過ぎは良くない。さて、次は誰が私を楽しませてくれますかねぇ。ハハハハ」
初老の男は血溜まりを見つめてから独り言を言ったのち笑いながら、消えていった。
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