第3話

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果夏が幸せなら、それが俺の幸せなんじゃないのか? そんなの綺麗事すぎる。 綺麗事だろうと、そうでも思わないと諦めきれない。 あの夏の公園で、玉砕覚悟で告白していたらこんなに屈折しなかったのか? ぐちゃぐちゃだ。 考えれば考えるほど分からなくなる。 何が正しくて、何が間違えていたかなんて今更…… そして、終わりの時は突然にやって来た。
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