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そして翌日、鎮守府にて
銀「………………待ってたぞ………那珂」
那珂「………………お待たせ」
那珂は憲兵に連れられ、銀の前に立った。
扱いは囚人のようにあしらわれ、服も囚人服のままだった。
銀「護送、ご苦労様でした。あとは私の方でやります」
銀は憲兵に敬礼をし、憲兵も敬礼を返し、帰っていった。
那珂「………………ふぅ……………外の空気…………美味しい………」
銀「２年ほどだったな。お前が投獄された期間は」
那珂「うん。それはそうと、さっそく行ってもいい？」
銀「構わない…………ほら。こいつを巻いておけ」
那珂「？」
銀が投げたのは１枚の黒い布だった。
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