壱章 借の屋敷

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ガチャッ 少女がドアを開け部屋をでる 俺もそのあとについてでる ばたん 俺はなんとなく閉まったドアを見る するとそこには板のようなものがかかっていて なにか書いてあった 「カゲキリ…」 「そこの部屋はあなたのだよ。 ここに住むからね」 「なっ!?」 俺は驚いた たしかにここに住むことにも驚いたが問題はそこじゃない 俺は名前を教えていない それに`名前がちがう´ 「それはね契約の一つだよ」 「…!」 まるで俺の心の中を見透かしてるように 答えるような口ぶりで少女は言った 「契約の一つ?」 「そう、他にもあるよ」 そう言って少女は歩きだす
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