零章 記憶

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夢の中か現実か… そんなことを気にもせず、ただ幼い小さな女の子は森の中を走っていく 目的地などはなく、ただひたすら走る そんな時、森をぬけひらけた場所に出た そこは広々としていて森に囲まれた所だった そんな囲まれた中心に一つぽつんと屋敷が建っていた 女の子は屋敷に近づく その屋敷はぼろぼろだったが大人からみてもかなり大きい その中へ戸惑いもなく入っていく 中もやはりぼろぼろだったがやはり気にもとめず女の子は探索した 何時間たったのだろう ほとんどの場所はまわってしまった女の子は屋敷から出ようと玄関に向かおうとしたが、ふと足を止めた そこにはこのぼろぼろの屋敷には不釣り合いな綺麗な扉があった 女の子はその扉を開けた
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