壱章 借の屋敷

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屋敷にやっと戻ってこれた ガチャッ 「ただいま。」 ああもう限界 でもまだやることがある ああつらい てか今更だけど鴉純にうちも運んでもらえばよかったんじゃ… 「ふむ、忘れよう。」 そうまた独り言を言いながら新しい住人がいる部屋に向かった ガチャッ 部屋に開けると鴉純が目の前にいた 正直驚いたが声がでなかった 「完了」 鴉純はそう言った 普通ならうちのことを気にしたりするだろう 無視をしてもだ でも鴉純にはそれがない `全く´ 何もない 鴉純がこうなったのは 人のせいだ 人が奪ったのだ まぁ鴉純ことは後にしよう 「ありがと。」 うちがそういうと何も言わずに部屋を出ていく 「さて。」 うちはベッドに寝ている新しい住人に近づいた…
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