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「彩光乱舞!!」
「博麗式霊術・霊光乱弾!!」
霊夢と魔理沙を先に行かせた俺は、未だ美鈴と戦闘を続けていた。
何故ならコイツ、思ったよりしぶとい…!
「…中々やりますね」
「潜って来た修羅場が違うんだよ。ていうか、そろそろ種明かししたらどうだ?」
コイツと戦っているうちに、いくつか気付いた事がある。
1つは、コイツからは魔力はおろか、妖力も霊力も感じない。
もう1つは、尋常じゃないくらいにタフだ。
「アレ?気付かないんですか?霊時さんなら、直ぐに気付くんじゃないかと思いましたよ?」
「悪かったな。こちとら若干のブランク抱えてるんでね」
「ソレは仕方ないですねぇ。私の使う能力は、気を操る程度の能力…即ち気力を使って戦っているんです」
ははーん…それでか。
「今までのは芝居ってか?それとも、昼行灯ってやつ?」
「それは、お答えしかねますね?」
厄介な奴と当たったなぁ…これは。
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