Episode・3

9/11
86人が本棚に入れています
本棚に追加
/1103ページ
―*― 「彩光乱舞!!」 「博麗式霊術・霊光乱弾!!」 霊夢と魔理沙を先に行かせた俺は、未だ美鈴と戦闘を続けていた。 何故ならコイツ、思ったよりしぶとい…! 「…中々やりますね」 「潜って来た修羅場が違うんだよ。ていうか、そろそろ種明かししたらどうだ?」 コイツと戦っているうちに、いくつか気付いた事がある。 1つは、コイツからは魔力はおろか、妖力も霊力も感じない。 もう1つは、尋常じゃないくらいにタフだ。 「アレ?気付かないんですか?霊時さんなら、直ぐに気付くんじゃないかと思いましたよ?」 「悪かったな。こちとら若干のブランク抱えてるんでね」 「ソレは仕方ないですねぇ。私の使う能力は、気を操る程度の能力…即ち気力を使って戦っているんです」 ははーん…それでか。 「今までのは芝居ってか?それとも、昼行灯ってやつ?」 「それは、お答えしかねますね?」 厄介な奴と当たったなぁ…これは。 .
/1103ページ

最初のコメントを投稿しよう!