小説を書き始めた理由

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 私が初めて触れた携帯小説は今は無き「大集合Neo」と言うサイトの小説コーナーでした。  それまで全くと言って良いほど小説なんて読んだ事がなかった私が携帯小説を読み始めたのは、活字が恋しくなって……と言う理由だったと思います。  当時仲良くしていた女性と毎日文字数で言うと何万文字という量のメール(当時はEメールが主流だった)をやり取りしていて、縁を切られると共に持っていた携帯電話が只の箱になってしまっていました。そこでたまたま友人に紹介されたサイトが「大集合Neo」でした。  確か、初めにハマったのは当時モバゲでも掲載していたらしい「オヴェルスの翼」というファンタジーでした。小説はそれまでほとんど読んでこなかったけれど、それを機に携帯小説ですが活字を読めるようになっていきました。  その後ハマったのは鳴海条さんの「超飛行少年」というSFファンタジー。  ファンタジー小説って楽しいものだと認識をし始めた頃に、私も小説家登録(当時は「バカ」とか「ペンネーム」なんて適当なペンネームをつけていた)をして書き始めました。エブにもコピペしてますが、ひどすぎて非公開にしています。  そんな中、鳴海条さんの所属しているグループで小説談義をしているのを知り、私もそこに飛び込みました。そこが所謂「組長 水素ゆん」が立ち上げた「NEO小説作家ギルド」でした。当時ぺーぺーの小説家初心者だった私に色々指南してくれていたのは組長の「水素ゆん」さんを初め「ピロ子」さん「中山らんた」さん「ダァクマドン今川」さん辺りだったと記憶しています。銀色さんはこっちに来てからの感覚。ギルドに所属してからメンバーの作品を読み、読書の幅が広がりました。  そして、私は少しでも何か上手く書けるようになれないかと訪れたのが「水素ゆん」さんの「小説塾(正式名称は忘れました)」でした。そこで学んだものを元に私が作ったのが「有心論」でした。  当時自信満々に書いた「有心論」(今見たら書き方が下手糞だなーと思います)を少しでも多くの人に見てもらおうと登録したのがモバゲー小説でした。大集合Neoと比べて読者数が圧倒的に違いました。  二重投稿でしたが、モバゲーでは投稿初日から閲覧数三桁になり、ランキングに載り、感想が連日届きました。  それからしばらくは、気分良く調子に乗って小説を書く日々でした。
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