第1章

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「なあ、この地下通路の出口知ってる奴いるか?」 「たしか、『ORANGE』っていう喫茶店です」 古賀さんの質問に素早く答える。 地下通路は何十本も通っており、もちろんだが出口もそれぞれ違う。それを全て覚えているSET隊員はあまりいないらしい。 走っていると突き当たりがあり、その上にはロックしてある扉がある。隊員カードを探し、その扉のロックを開ける。 「着いたな。みんな、準備はいいか?」 古賀さんの問いに頷いて返す。 「行くぞ!」
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