始まりから終わり

4/6
前へ
/6ページ
次へ
第3話 さわわ 「よし!装備を買おう!」 僕は独り言を言ってから、武器屋に行った。 「イラッサワイ!!」 外人の店主が出迎えてくれた。 それにしても、いろんな武器があるなぁ。 木の棒。 警棒。 鋼の剣。 リボルバー。 サブマシンガン。 僕は、胸にモヤモヤしたものを感じて店主に言った。 「これ、実弾ですか?」 店主は笑顔で接客した。 「ソウヨソウヨ!ゼンブホンモノヨ!カッテヨ、カテテヨ!」 僕はお金をおろしてくると言い、店を出て携帯を取出した。 そして。 通報した。 外人店主は捕まったのだった。 銃刀法に違反したらダメだなとしみじみ思った、肌寒い秋の夕暮れだった。 つづく
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加